ウルグアイの歩き方 その1 入国編

2024年1月7日 18:11

　2023の年末年始は南米（チリ、アルゼンチン、ウルグアイ）で過ごしたこともあり、記憶の新しいうちにそれらをまずは投稿したいと思います。
　ウルグアイは大国のブラジル、アルゼンチンに挟まれ、観光に訪れる方はそこまで多くないかもしれませんが、国土の80％が肥沃な平原のため早くから農牧立国として歩むと共に、教育・文化水準や生活水準も高いことから「南米のスイス」とも呼ばれている時代もありました。
　在ウルグアイ大使館のHPの言葉を借りますと、「中間所得層の幅が比較的広い（国民の約6割）こと等から，中南米の中では国民の所得格差が最も小さい国の一つであり，社会的・政治的に安定している」国です。
　実際に旅をしてみて感じた一番の感想としてウルグアイを一言で表すと「とにかくそこら中でマテ茶を飲む」国です。

目次
ウルグアイへのアクセス

ウルグアイへのアクセス

　ウルグアイへは首都モンテビデオまで飛行機でアクセスすることもできますが、アルゼンチンのブエノスアイレスからフェリーで入国しました。
　アルゼンチンのブエノスアイレスの中心にあるフェリー乗り場からRío de la Plata*（ラプラタ川　*La Plataは銀を意味します）対岸の街、コロニアルまで1時間15分程度あっというまに到着します。

フェリーチケットの買い方

　Buquebus(ブケブス)社のフェリーを利用することになりますが、ネットで購入を試みたものの購入決済にウルグアイかアルゼンチン国内で発行されたカードしか使用できず、別のサイトを使って購入しました。
　Direct Ferriesという世界最大のフェリーチケット購入サイトを通じて予約しました。https://www.directferries.jp/

ダイレクトフェリーズ: 世界最大のフェリー予約サイトダイレクトフェリーズなら、Tallink Silja、Tirrenia、St Peter Line、Seajets、パンスwww.directferries.jp

アルゼンチン側の乗り場から乗船まで

Terminal Buquebus · Av. Antártida Argentina 821, C1104 AAH, Buenos Aires, アルゼンチン★★★★☆ · フェリーサービスmaps.app.goo.gl

　ブエノスアイレスからはUberかタクシーで向かうとよいかと思います。（公共バスもありますが）。購入したチケットには2時間前に来るように指示がありますが、45分前に到着した我々もスムーズに乗ることができました。到着したら飛行機と同様に、大きい荷物は預け、出国入国管理（イミグレ）に向かいます。アルゼンチン側で出国手続きと、ウルグアイ入国手続き両方が行われるので二回並びなおします。（こちらが混んでいなかったのでぎりぎり到着の我々も問題ありませんでした）手続きが終わると乗船、ビジネスクラスと一般客室があります。

乗船中

　一般客室は自由席で窓側の席はだいたい埋まっていました。船内にはカフェスペースもあり、クルージング気分で船旅を楽しめます。カフェのある二階の方が窓が多く開放感もあり気持ち良いかと思います。
　アルゼンチンペソに対する両替レートはウルグアイ入国後はかなり悪いのでカフェでアルゼンチンペソを使いきるのもよいかと思います。また船内の両替所はレートが悪いので、到着後のウルグアイ川のターミナルでやるのがよいです。

下船　ウルグアイ側ターミナル

　フェリーは首都モンテビデオまでは行かないものがほとんどで、対岸のコロニアという町に泊まります。ここはユネスコの世界遺産に登録されている町でもあり、わたしはここに一泊することにしました。そのまま首都に行きたい人はフェリーチケットで同時にモンテビデオまでのバスチケットがセットになっているもの（ブケブス社）があるのでそちらを購入することになります。