お酒好きの方でペルーのお酒と言えばピスコサワーを思い浮かべる人がほとんどだと思います。しかし本当に歴史や文化と密接にかかわっているお酒は「Chicha」、チッチャ(あるいはチチャ)です。
これを味わう人はかなりのペルー通です。ぜひ飲んでみてください。
集落に出ている目印に注目「チチャあります」
日本の酒林と似たシステムでこちらのサインがチチャありますのサインです。地元の人の憩いの場所ですので、観光客としてその場の雰囲気を崩さないように気を付けましょう。
わたしが訪れたところはケチュア語しか話さない方が多く、物珍しそうに見られましたが一緒に乾杯したらすぐ仲良くなれました。
口噛み酒の一種
チチャは口噛み酒の一種です。口噛み酒(くちかみざけ)は、米などの穀物やイモ類、木の実などを口に入れて噛み、それを吐き出して溜めたものを放置して造る酒のことです。映画「君の名は」を見た人はイメージがわくかと思います。一回口にいれたものを戻すなんてと思いますがあまり考えないようにしましょう。
軽く酸味がありほのかにトウモロコシの香り
アルコール度数は4パーセントほどと低め。
実際の作られる過程はこちらの動画を参照
こちらは唾液を利用して発酵させるのではなく、発芽した穀物を利用して発酵させる手法です。
おわりに
インカの人々は本当にChihcaが大好きだったようです。ぜひぜひ味わってみてください。現地のガイドの人に連れてってもらうとよいかと思います。
こちらの本でもチチャについて書かれています
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