2024年11月16日 23:45
アメリカ自治領プエルトリコ、野球のイメージの強いカリブの島ですが、こちらもきれいなビーチ、またアメリカ唯一の熱帯雨林があります。アメリカ本土からの避寒地やバカンスの目的地にもなっており、東海岸に住むアメリカ人にとってはハワイより身近な存在ではないでしょうか。
実はドミニカ共和国からも近く、フェリーでアクセスすることができます。
エンターテインメント船「Ferries del Caribe」
ドミニカ共和国とプエルトリコを結ぶ航路を運航しているのがフェリー・デル・カリベ、夕方6時にそれぞれの国を出港し、翌日の朝8時に到着する便を運航しています。
首都の中心に港が位置しているので、観光地からのアクセスもよいです。

Ferries Del CaribeSomos los líderes en la Transportación Marítima de pasajeros,ferriesdelcaribe.com
ライブミュージックもあるクルーズ船
こちらの船、実はエンターテインメントの充実したクルーズ船で移動だけでなく、生バンドの演奏やバーで過ごしたり、小さいカジノがあったりとさながらクルーズ気分が味わえます。レストランもフルコースを出す特別メニューもあり、セレブ気分も味わえます。
サントドミンゴより出航
出国手続きは河口にある施設で行い、そこからバスでフェリーの乗り場まで向かいます。フェリーターミナルは簡素なつくりで、中に売店やレストランもないので食事は済ませて、必要なものは買ってから入るといいです。
我々が行ったときは野球少年がプエルトリコとの国際交流試合のために利用していました。

Ferries del Caribe · F4G9+866, Terminal Don Diego, Santo Domingo, ドミニカ共和国★★★★★ · フェリー サービスmaps.app.goo.gl
バスに揺られて入り口に到着、船内にはエレベーターがあり、登っていくと受付があります。さながらホテル。

部屋はオーシャンビュー
部屋は様々ランクがありますが、部屋単位の予約のため相部屋になることはありません。シャワーやトイレも各部屋についており快適に過ごせます。部屋を予約せずに船内にある椅子で寝ることもできますが、14時間の長旅ですので翌日に備えてゆっくり寝たいところではあります。部屋は一番高いところで$95、安い4人部屋では$65なので一人あたり$20をきります。
そこに運賃($140ほど)と食事代(朝晩のビュッフェ$29)がかかりますので結局一人$200くらいになります



食事はビュッフェをつけたほうがよい
節約して食事を持参することもできますが、ドミニカ共和国もプエルトリコも物価が結構高いので、そのわりにビュッフェはお得です。味もよいのでつけた方がよいでしょう。
高級レストランスペースもありますが絶対におすすめしません。というのもビュッフェの会場とは仕切りがあるだけで声や音が丸聞こえ、騒がしいです。そのわりにアラカルトメニューも高く、コスパは悪いです。
ビュッフェで十分おいしく食べれます。

夜はエンターテインメントを満喫
デッキスペースでは歌に踊りに一発芸に、ダンスタイムになど、エンタメが充実しています。船内のバーではライブミュージックなどもあり、飽きることはありません。ただカクテルやビールは高いので、お酒は船内に持ち込んだ方がいいですね。バーでは飲めませんが部屋でたしなむ程度に。

プエルトリコへ到着
プエルトリコに到着すると、船内アナウンスが入ります。部屋のゾーンごとに降ります。高級な部屋のお客さんは先に降りることができます。パスポートを見せて入国、アメリカ本土に比べて入国審査官は優しいラティーノな印象。

港からはUber でホテルへ
Ferries del Caribe · FW52+C9G, C. Muelle, San Juan, 00901 プエルトリコ★★★★☆ · フェリー サービスmaps.app.goo.gl
おわりに
ドミニカ共和国からプエルトリコは飛行機でもいけるし1時間ほどでつきますが、このフェリー体験もおすすめです。一泊のホテル代分と交通費分と思えば悪くない金額です。
プエルトリコと言ったらバカルディのラム酒ですね。モヒートは中米・カリブを代表するカクテル。
コメント