2024年1月7日 23:02
ウルグアイ人はとにかくマテ茶を飲みます。アルゼンチン人もよくマテ茶を飲みますが彼らもウルグアイ人はさらにその上をいっています。街を歩けばマテ茶を片手にショッピング、マテ茶を片手に公園で家族と団らん、ビーチでも、職場でも…
目次
- マテ茶は世界3大ティーの一つ
- ウルグアイ流マテ茶の楽しみ方
- マテ茶を味わってみて
マテ茶は世界3大ティーの一つ
マテ茶は、南米で生産されているハーブティーです。コーヒー、茶についで世界三大ティーの一つです。マテ茶の原料はマテの木で南米で主に生産されており、自生もしています。
学術名「Ilex Paraguariensis」にも示されているとおり現在のパラグアイ(Paraguariensis )を中心とする地域に暮らしていた先住民グアラニー族が好んで飲んでい たお茶です。入植してきたスペイン人たちが目を付け、重要な輸出産品として急速に普及しました。
現在においてはアルゼンチンが最大の生産国、ウルグアイが最大の消費国となっています。
ウルグアイ流マテ茶の楽しみ方
ウルグアイは海外線沿いが長く、現地ではRambla(ランブラ)と呼ばれて、ビーチや公園、ランニングコースなどがありそこで夕暮れ時には夕日を見ながらマテ茶を友達や恋人、家族と楽しむ人が多くいます。
マテ茶を味わってみて
アルゼンチンでマテ茶をいれる容器(ひょうたんをくりぬいたもの)と茶葉(Yerba de Mate)を購入し、ウルグアイで茶葉入れとサーモスを購入し、準備が整いました。サーモスに80度くらいのお湯をいれて持参し、公園のベンチに腰を掛けます。
周りには芝生でねそべりながらマテ茶を飲む人、レゲトン音楽を聴きながら味わう人、恋人といちゃいちゃしながらマテを味わう人、みんな思い思いに過ごしています。
茶葉を容器の7割ほどまでいれて軽く振ります。ぬるい水ですこししめらせストローをさします。お湯をそそび2,3分ほど待ってさて飲み始めると。
「に、にがい…」
リラックスどころか一気に目が覚めました。
我慢しながら少しずつ飲み、お湯をたして2杯目をのみはじめると…
「おっ、わりといける。嫌いじゃないかも」
自分好みの濃さを見つけた私はすっかりマテ茶にはまりました。
どこに行くにも持参し疲れたらベンチにすわってマテ茶をのんで休みます。
「あれ、これめっちゃいいかも」
というのも、旅行中は疲れたらカフェに入って一休みするなどの過ごし方をしていたのですが、マテ茶をもっているとどの場所もカフェに早変わり、街を歩くとあそこに座ってマテを飲んだらうまいだろうなと思うようになり、景色がかわりました。
「あれ、今日こんなに節約したっけ?」
ふと気づいたのはマテ茶を味わっているとカフェ代が節約でき、自然と旅行資金に余裕がでてくるのです。そのうえカフェインはコーヒーより少なく、飲むサラダといわれるほど栄養も豊富です。カロリーを大量摂取しているウルグアイの人が体系維持できているのもマテのおかげなのかもしれません。(あとおそらく筋トレ* * ウルグアイ人は筋トレ好きな人が多い印象です)
すっかりマテにはまった自分でした。
日本でマテ茶を楽しめる場所
東京の表参道にあるこちらの「フェデリコマテ マーケット&カフェ」さん。イートインコーナーもあります。
栃木県の佐野市にはパラグアイ人経営のマテ茶卸やさんがあるようです。HPはスペイン語のみだったので本格的な感じがしますね。ネット通販もやっているようなので、サイトを翻訳しながら注文ができるかと思います。
楽天市場からマテ茶の購入はこちら
コメント